おしらせ

2020-12-08 13:39:00

今年の考査を終えて

改めて今回の考査を終えて感じたことは、附属小学校は、幼児教室の優等生のようなお子さんを求めているわけではないということです。
もちろんしっかりしたお子さん、優秀なお子さんは沢山いますが、自ら考え、何事にも楽しめるお子さん、心が安定しているお子さんが合格されているように感じます。
心が安定しているということは、親子関係が良好であるということでもあると思います。
ペーパーはもちろんしっかりやらなくてはいけません。
考査に必要なレベルの問題に取り組む必要があります。
レベルは高ければ良いわけではありません。
考査でしっかり点を取れるように練習することが大切です。
ここを間違えると1年経っても合格レベルに達しない、ペーパーが出来る様になっても、他が疎かになり、子供らしさが消えてしまったり、親子関係が悪くなってしまうなど、他の面で問題が起きてしまいます。
必要なレベルの問題を、なるべく最後まで前向きに親子で取り組むことが大切です。
その上で、表現力、自主性、積極性も求められます。
言われたことにただ従うだけでなく、自分で考えて発言したり、恥ずかしがらずにダンスをするなど自分を表現する練習もしていきたいと思います。
それをいかに最後まで遊び感覚で楽しく行えるか。
教室は、なるべく楽しい場所であってほしいと思います。
厳しいから、怒られるからやるのでは意味がありません。
自主的に取り組む姿勢を尊重していきたいと思います。

今年の考査では、カメラに向かって笑顔を作ってください、という表現の課題がありました。

まさにバンビのレッスンでは何度もやっていました。

カメラに向かって笑顔!怒った顔!泣いた顔!悔しい顔!いろいろな顔をやってもらいました。

他にはどんな顔がある?と子供たちに意見を言ってもらいながらレッスンを進めました。

意見をどんどん出してもらうことと、瞬発力(ペーパーも行動観察も、指示をしっかり聞いて迷わず動ける力)をつけることも大切にしています。

来年度も最後まで、楽しく、輝く笑顔でレッスンに参加していただけるように、精一杯頑張りたいと思います。