おしらせ
2019-12-12 07:50:00
今年合格された方の体験談
今年合格された女の子です。
お母様のことが大好きな素直で子供らしいお子様でした。
合格おめでとうございます!
1 受験を決めたきっかけ、時期
私自身は小中高と公立校に通いましたが、大学でできた友人の多くが国立附属学校の出身者でした。彼女たちが、小学生時代からの友達とずっと同じ進路に進み、たくさんの思い出を共有しているのを見て、とても羨ましく思っていました。
ですから、自分の娘も、小学校から国立に通わせて、同じような環境にあるお子さん達と安定した友人関係を築かせたいと考えておりました。
けれども、娘は年末の生まれでほとんど早生まれと変わらず、保育園でも4月5月生まれのお子さんと比べると幼さが目立ちました。ですから、小学校受験をするのは難しいだろうと思っていました。
しかし、娘が年長になると娘もある程度成長してきましたので、もしかすると受験をさせても良いかもしれないと思うようになりました。前述の経験から、受験させるとすれば千葉大学附属小学校しかないと思っておりました。
そこで、千葉大学附属小学校の受験情報について検索したところ、バンビ幼児教室のHPが見つかりました。そこに、早生まれのお子さんで、年長になってから受験を決めた方の合格体験記があったことに勇気づけられ、浅見先生にご連絡をしたのが今年の4月だったと思います。
浅見先生に直接お目にかかり、ご自分のお子さんを附属小学校に通わせているからこそわかる学校内の様子を教えていただいたことで、やはり自分の娘も附属小学校に通わせたいという気持ちが高まりました。
また、早生まれでも、年長からのスタートでも合格されているお子さんがいらっしゃることがわかり、それならば頑張ってみようという気持ちになりました。
こうして、今年のゴールデンウィーク明けから受験準備を始めることになりました。
2 バンビ幼児教室に通った感想
既に勉強を始めているお子さん達にいきなり合流するのは厳しいだろうということで、まずは週1回の個人レッスンで進めました。浅見先生は、落ち着きのない娘に対し、いつもにこやかに粘り強く指導をしてくださいました。
5月、6月と個人レッスンを行い、7月から集団レッスンに合流することもできそうだと浅見先生に言って頂きました。私が仕事を休んで平日の午前中に個人レッスンに通わせていたので、配慮していただいたのだと思います。集団レッスンであれば土曜日になり、仕事を休む必要がないからです。
けれども、まだ学力的に不安がありましたし、先に進んでいるお友達の中で劣等感を抱かせてしまうよりは、基礎学力をきちんとつけてから合流した方がよいと考え、集団レッスンには8月から入ることにさせてもらいました。結果的には、5月から7月までの3ヶ月間、しっかりと個人レッスンをしていただいたことがよかったと思っています。娘の苦手な分野を重点的に取り扱ってくださったり、家庭学習についてもいろいろアドバイスをしてもらえました。
8月からは、集団レッスンに合流しました。ところが、集団レッスンに入ってみると、個人レッスンではわからなかった娘の問題点が明らかになりました。娘は、他のお子さんの行動が気になるらしく、何かあると注意してしまったりしていたようです。また、気分のムラが激しく、機嫌が悪いとペーパーもすぐに投げだしてしまうこともあったようです。
娘は、母親である私にはあまりそのような面を見せたことがなかったので、最初に問題点を指摘された時はとてもショックでした。
けれども、浅見先生が娘の良い面もたくさん挙げながら、常に前向きなご提案をしてくださいました。単に事実だけを告げられていれば、私も娘を怒ってしまったのではないかと思います。浅見先生が、悪い面の指摘だけではなく、良い面についても言及してくださったので、私も冷静に娘と向き合い、話しをすることができたように思います。
また、試験のある午前中に機嫌良くいられるように早寝早起きを徹底するようにと何度もご指導いただきましたので、受験直前の1ヶ月間は仕事を早く切り上げて帰り、少しでも早く眠れるようにしました。その結果、試験当日はきちんと早起きをし、機嫌良く受験することができました。
このように、浅見先生からは、常に娘の状況にあわせたきめ細かい指導をしていただきました。たんに勉強面だけでなく、娘の精神面にまで配慮していただき、本当に感謝しております。
このような指導は、少人数制の教室だからこそ実現できることではないかと思います。娘をバンビ幼児教室に入れて本当に正解だったと思っております。
3 ご自宅での勉強方法、気をつけたこと
バンビ幼児教室に通うことに決めた一番の理由は、附属小学校の受験に特化した教育をしてくださるということでした。他の学校への進学を考えていない以上、附属小学校受験に向けた勉強ができるということはとても魅力的でした。
多くの過去問を分析した上で、重点的に取り組むべき分野とそうではない分野をしっかりと示してくださったので、時間の少ない中で非常に効率的に準備を進めることができたと思います。
受験を決めてからは、毎日1時間勉強させるようにしていました。難しい問題をやるよりは、基礎的な問題を早く解かせる方がよいという浅見先生のご指導に従い、同じ問題を繰り返しやらせていました。
クリアファイルに問題を入れ、ファイルの上から水性マジックで答えを書かせれば何度も同じ問題を解けるという情報もいただいたのですが、娘は筆圧が弱く、鉛筆で書くことに慣らせる必要があると思ったので、問題は何枚もコピーして対応するようにしました。
また、10月になっても、娘は勉強中にきちんとした姿勢が保てていないということを浅見先生から教えていただきましたので、自宅での勉強も試験本番と同様立って行うようにしました。娘は嫌がっておりましたが、かなり効果があり、少しずつ姿勢を維持できるようになりました。
4 受験を経験した感想
最初のうちはかなり気楽に考えていましたが、本番が近づくにつれてどんどん緊張が高まり、精神的にとても疲れました。自分の受験であれば、全て自分が受け止めるだけですが、もし失敗したら悲しむのは娘だと思うと、何としてでも合格させてやりたいと思う気持ちが強く、胃が痛む日々でした。
もちろん、娘自身にもかなり重圧があったようで、自己肯定感が強かったはずの娘が、「自分のことが嫌い。他の子たちみたいにうまくできないから」などと言うようになってしまった時期がありました。
浅見先生からそのことを教えていただき、娘が自信を取り戻せるようにいろいろ話しをしたりしましたが、なかなかうまくいきませんでした。
こんな状態では、娘のためによくないと思い、いっそ受験を辞めた方がよいのではないかと思ったことも何度もあります。
けれども、途中で辞めさせてしまうと、困難から逃げ出した経験だけが残ってしまうのでよくないと思い、やり始めた以上、心を鬼にして最後までやり遂げることにしました。
結果として、合格することができて今はとてもホッとしています。
5 これから受験をされる方へのメッセージ
受験は思っていた以上に大変でした。
ご家庭だけで勉強させて合格に導くのはとても難しいと思います。勉強面だけでなく精神面でも寄り添ってくれるパートナーを得ることで少しでも合格に近づけるのではないかと思います。
いろいろな教室があると思いますが、お子さんだけでなく、保護者にも寄り添ってくれる先生がいる教室を選ばれるのが良いのではないかと思います。